旧「オヤジのフレンチ」

今月の課題?

久しぶりに野ウサギを手に入れました。

手に入れにくさで言うならジビエ界一です。

野ウサギといえばやっぱり<à la royale>ア ラ ロワイヤルですね。

ご存じない方のためにざっくり説明をいたしますと、ウサギの骨を抜いてひき肉の練り物とフォワグラを芯に巻いて煮た料理。その煮汁をウサギの血でつないでソースに仕立てるもの。ってとこでしょうか。

手に入れるのが困難な食材ですからやるならこれしかない!ってことなんでしょう。ネットに上がってる野ウサギの料理はほぼすべてそれですもんね。

ですからサラマンジェもア ラ ロワイヤルの仕立てにしましたです。

ただこの料理、時として苦行を強いられる場合もあるのでご注意ください(笑) まるでフランスで食べる仔牛の腎臓みたいに。

作ってる料理人が「日本人には厳しい」とか「臭くて営業中に仕込みはできない」とか「とにかく強烈」なんて言ってるお店のは覚悟したほうがいいんじゃないですかね。

お客さんも「ん~」と思いながらも無理して「おいしい・・かも」って言うことないんですよ。ま、そんなふうに修行を積むことで精神が救済される人もいるでしょうから、そんな人はそれでいいと思いますけど。

「日本人には厳しい」等々を言う料理人は、この料理はこういうものだから(日本人にとってはおいしくなくても)これでいいのだ。ってのが根底にあるような気がするんですがどうでしょう。もしそうならやらないほうがいいよね。

日本人向きにローカライズしましょうっていう主張じゃないんです。レストランの料理は「おいしいこと」が大前提なんですから、「フランスではこうなんだ」を押し通すばかりじゃなくやっぱり工夫をしなきゃね。

デラべっぴん←言いたかっただけ。

食べやすくするために何か特別なことをしたわけじゃありません。為すべきことを丁寧にやればちゃんとおいしく仕上がります。試してみて♡

さあて。ここまで書いたらミイラ取りがわんさか来てくれるんじゃね?と期待しております。

chef
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