シェフ
私たちが目指すのは「本物」であること
日本の伝統文化を学ぶ外国人は私たち日本人より日本人らしい面があるというのはよく目にすることです。それは自分の素養にない異国の文化を身につけるためには並々ならぬ努力が必要であること、ストイックなまでの求道精神の賜物でありましょう。
グローバリズムは食の世界で特に顕著です。ヌーヴェル・キュイジーヌは日本料理の影響を受けたことはよく知られたことであります。フランスで昆布や醤油といった日本的な食材を使うフランス人シェフは珍しくありませんし、一方でフォワグラを出す日本の日本料理店もまた然りです。けれど、日本でフランス料理を作る我々もがそれに倣うことを私たちは良しとしません。
フランス、特にリヨン地方の料理の伝統をありのままに伝えたい。否、フランスよりフランス的であることを目指すのは私たちのraison d’êtreです。
今日のスポットと軽い前菜
¥1,800
Mousseline de Maïs, Oursins
¥3,600
Asperge blanche, Sabayon d’eau de fleur d’oranger
¥5,500
Ris de veau sauté, sauce au madère
店内
まるでリヨンにいるかのような伝統的な「ブション内装」と画家描き下ろしの絵画が皆様をお迎えします。
アクセス
〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目2-8(数寄屋通り) TAKAYA-GINZAビル地下1階
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