銀座フレンチ サラマンジェ

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新着情報と私たち(というかほぼワキサカ)の意見

取引のある肉屋さんではどこでも手に入れることができませんでした。それほどあるカテゴリーではとても人気のある食材なんだそうです。だから私のように「スポットで入れてくれ」なんていっても割り込む余地なんかないんだそうな。゚(゚´Д`゚)゚。
けれどもこのたびやっとこさ手に入れましたよ、ヤキトリ屋との熾烈な争奪戦の末に。

ロニョン・ド・コック。

そのまま訳せば“雄鶏の腎臓”ですね。
その正体についてはこちら→Rognons de coq 雄鶏の腎臓(と呼ばれているもの)

リンク先の記事をお読みいただけば話は早いんですが、ストレートに言うと鶏の睾丸です。そんなものがなぜ希少なのかというと、数が少ないからです。当たり前ですね。

食肉用の雄鶏はすべて去勢されますからタマがあるのはすなわち繁殖用です。 ご存知でしょうか? ニワトリの種鶏ってオスは圧倒的に少ない(15:1くらい)のですよ。まるでハーレムです。なんかうらやましいよな気もしますね。だから十分に成長した(?)美味なるタマタマは流通量が極めて少ないのです。

 

またキワモノかよっと思ってらっしゃるでしょうけど、コレ、フランス料理の食材としてはすこぶるAuthentiqueなモノでなのであります。

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古典的料理、Vol-au-vent à la financièreの翻案ですね。

パイのケースの中にタンポポの葉のエチュベ、ロニョン・ド・コックのムニエル、焦がしバターでモンテしたソース・マデール。
赤ワインビネガーとポルト酒で煮たトサカ。う~ん、最強。

なにより肝心なことは、これかなりウマいです♡ いや、ほんと。

しかもね、トサカはコラーゲンの宝庫ですよ。あのカトリーヌ・メディシスも好んで食べたとか。お肌つるつるになりたいご婦人には特におススメですわね♡

 

さて脇坂の「キャラ再構築」作戦ははたしてウマくいくのかwktk

 

 

 

 

 

 

 

2件のフィードバック

  1. 数年前は写真無しでしたのに、今回はフォトジェニックな料理写真が載っていてお腹が空きました。
    シェフの風体との乖離が激しいですけど今のキャラ好きです笑っ

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