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ツール ド フランスが佳境を迎えております。

このところ、お店でツール ド フランスの話題をしている方をちょくちょく見かけます。
フレンチ好きの方はやっぱりツールもお好きと見えます。

実は私、若いころに自転車競技にのめりこんだ時期がありまして、ツールにも少なからず思い入れがあるのです。
もちろんアマチュアですが、登録選手(「アマ車連」という統括団体に登録しているツヨイ人たち)が出ないレースではソコソコ走れてたんですよ。特に「山」がね、好きでした。
走れるようになると自転車競技ってすごく楽しいものなんです。

フランスにいたころ、「生アームストロング」も観に行きました。
けどね、レースはテレビで見たほうが絶対おもしろいです。
何時間も電車に乗って行ったのに、見たのはホントに「一瞬」ですから。

というわけで本日のテーマは料理とは全く関係ありませんが、「自転車ロードレース」で行ってみようと思います。

なんてったって今年は日本人選手が二人も出ていますから、日本でもこれまでにないくらいの盛り上がりを見せています。

その二人が3週目に入ってもまだまだ快調で、大活躍しております。

昨日の第19ステージでは、別府選手が山をいくつも越えた後の集団に残り、ゴールスプリントに参加して見事7位入賞!という快挙を演じてくれました。

7位といってもタイム差なしのゴール勝負の結果ですから、これはすごいことなんですよ。
ここまで来たら今日はステージ取って表彰台に上ってもらいたい!と、日本中のファンが思ってるはずです。

ウチのDVDレコーダーが昨日からなんか調子悪いので、ワタシも今日は早く帰りたい…。ってムリか。今日も満席…

さて、日本でこれだけツールが盛り上がってるのはもちろん日本人選手の活躍のおかげではありますが、もう一人、貢献してくれた人がおります。

近藤史恵さん。

Sacrifice

「サクリファイス」で昨年「本屋大賞(2位)」と「大藪春彦賞」を取った小説家でございます。

面白いです。読んでみてください。

今年からツールを見始めた人もたくさんいると思うのですが、自転車ロードレースの日本での認知度がここまで高くなったのはこの人のおかげだと思うのですよ。

最近マンガにもなりました。
近頃の映画やドラマは原作はマンガってのがよくあって、「情けない…」と思っておりましたが、小説からマンガ化されるのも「快挙」だと思うのです。
いっそ、映画も作りましょうよ。

続編が只今ケータイ小説で配信されております。
主人公「チカ」君がヨーロッパのプロチームで走っております。
私はまだ読んでおりません。
「ジロ」はどうなった?「ツール」には出るの?
まさに時流に乗っております。

早く読みたい!
カミで読みたいんですよ。オヤジだから、私…。

単行本として出版されるのを心待ちにしております。

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