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国産牛バヴェットステーキ エシャロットソース
国産牛バヴェットステーキ エシャロットソース

ビーフステーキに用いられのはBavette d’Aloyau(バヴェト ダロワイヨ アロワイヨはサーロインとフィレを含む腰部全体を指す)と呼ばれる部位で、腹部バラ肉(トモバラ)の最内層にあり一部はフィレ肉に接しています。一頭の牛から2㎏前後のバヴェットが2枚取れますが、日本ではトモバラと一体で流通しており精肉店でも単体で販売されることは稀です。

肉質は筋繊維が若干粗であるものの柔らかくほぐれやすいことから和名カイノミの語源となったともいわれています。脂肪交雑(サシ)が入りやすくジューシーな味わいが特徴です。

ステーキ用バヴェットの和名はカイノミであり英語圏ではFlap meat フラップミートと呼ばれる部位です。

一方、混同されがちなハラミやサガリは横隔膜を構成する筋肉部で
ハラミ=hampe(仏)=side skirt(英)
サガリ=onglet(仏)=hanging tender(英)でバヴェットとは全く別の部位です。

バヴェットにはBavette flanchet(~フランシェ 煮込み用バヴェット)もありますが、和名でササミと呼ばれておりちょっと固いのでステーキには向きません。

 

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