花形シェフ、といってもどこぞの有名スターシェフのことではありません。
私が昔、一緒に仕事をした一人の料理人のことであります。
今からちょうど20年前、札幌のあるホテルのオープニングスタッフとして働く機会がありました。
その時、同期で入社したのが花形さんなのであります。
スゴイ名前ですが、本名です。
本名ですが、その名の通りまさにその調理場の花形でありました。
入社式の日、パンチパーマにストライプのスーツで現れた花形さんは見るからに「〇ヤ」の人でしたが、繊細で緻密なしごとをする腕のいい料理人でありました。
そのころの私はほんとにダメダメな箸にも棒にも掛からない出来の悪いコックでした。
はっきり言って、潰しがかかりましたです。ホント。
そんな私を励まし支えてくれたのが花形さんなのです。
その花形さんが満を持して(というか成り行きで?)小樽でフランス料理店のオーナーシェフとして独立したのは昨年のことでありました。
小樽といえば観光地の常で、ちゃんとしたフレンチの店ってほとんどなかったんですが、
ここはねぇ、ちゃんとしてますよ。ってかレベルは東京と遜色ありません。
だって、かつて一時代を築いた大渕シェフ(現「御魚 大渕座」)の門下生ですから。
小樽の高台の上、「海宝楼」(海宝樓)という歴史的な建物の中でやってます。
だからロケーションも最高です。
海宝楼は現在休館しているので観光客はいません。
繁華街を歩く必要もないので、「諸般の事情」で人目を憚らなきゃならない人たちに人気のようであります。
店名を「La Cheminée ラ・シュミネ」といいます。仏語で暖炉です。
もちろん暖炉、あります。雰囲気イイです。
ここにご婦人を連れて行けば絶対キマリます!
とはいっても別にイカガワシイ店ではありませんよ。
ガチ フレンチですからっ。
不純な動機の方だけじゃなくて、フレンチ好きの方にこそ知っていただきたい店なのです。
北海道の皆様、小樽へお越しの際はぜひ寄ってくださいまし。
私の古い料理人仲間が独立して活躍しているのは、ワタクシにとってもこの上なくうれしいのですよ。
おぉ、今度帰省したときによって見ます。
しかし。。。開店したばかりのあそこも寄らねば(行きたい場所一杯です)
バヴェット最高!!
ガストロノミもサヴァランも美味でした。
札幌でシェフがレクチャーした味が楽しめるようになるとは・・・うれしいです。
ラ・シュミネ、行ってみますね。
としさま
千畝さま
ラ シュミネ
良い店です。
花形シェフは私と同い年ですが、オヤジ臭くはありません。なかなかにイイ男です。
ぜひ行ってみてください。
あと、札幌のビストロ ヴァンテールも昨日オープンしました。こちらもよろしく。
はじめまして! 今日all aboutの嶋さんのメールマガジンを見てビックリしました。先日シュミネさんには伺ったばかり。本当にエンターテイナー性のある、しかも「いい男」シェフで、「諸般の事情」がなくても独り占めしたくなりました! もしや木下シェフもご同僚ですか?
つちさま
そうですか、
ラ シュミネ、行ってくださいましたか。
ありがとうございます。
花形に代わって御礼申し上げます。
これからも贔屓にしてやってください。
木下シェフとは残念ながら面識がございません。
初めまして
六本木でイリゼという店をやっているものです。
私!花形さんと大渕シェフの下で一緒に働かせて頂いた者です。
もう15年位前でしょうか
私はその当時まだコミでした。
花形さん!お元気そうで、嬉しくなりコメントさせて頂きました。
突然!分け分からない者からのメールで失礼しました。
昔の仲間にも知らせたいと思います。
イリゼ 中島様
花形もこのブログは読んでいるはずです。
機会があればぜひ行ってみてください。
ちょっと遠いけど…。
昔のお仲間にもぜひお伝えください。きっと喜びます。
先ほど行って参りました。
アクセスに失敗したので、一寸歩きましたが、高台で眺めの良い場所にありました。
海宝楼も趣がありますが、今は休刊しているのが残念です。
花形シェフのお味は・・・
げぷ~、おいしゅう御座いました。
しっかしした味付けのフレンチでした。
機会を作って是非又行きたいと思います。
P.S.
故郷の江別にもフレンチがあることを花形さんに教えてもらった処、なんと、そのシェフ本人が偶然来店!
木下さんと言いまして、なんと!高校の同級生でした。田舎を飛び出して27年なので、忘れていましたが、だんだん高校時代がよみがえってきます。
「レストラン・シェ・キノ」
0567-0042江別市見晴台71-2
0113813589
人の出会いって面白いですよね~
今度こちらもお邪魔してみようと思います!
としさま
どうもお世話になります。
遠い所にも拘わらず早速お訪ね下さいましてありがとうございます。
花形に代わってお礼申し上げます。
これからも贔屓にしてやってください。
なんと!
こんなところにフレンチのお店があったなんて。
先日、おそらくこのお店の明かりが灯っているのを見てなんだろうなあと思っていたところでした。
これは早速行かなければ!
小樽の人、どれくらい知っているのだろう・・・
3月の札幌のコートドールのフェアの直前にお店に女3人でお邪魔して完食を褒めていただいた者です。私は木下シェフと花形シェフの下で小僧をさせていただいていました。いつも魚を焼くときには花形シェフが厨房で教えてくださったことを思いながら、シェフを思いながら焼きます。そうするとおいしく焼けるのです。近いのに、まだお店に行っていません。木下シェフの店でお会いして以来です。脇坂シェフのブログで花形シェフを見たら泣けてきました。昨夜家族にサクラマスのポワレを焼きました。おいしい、と言ってもらったときに、「花形シェフがどうやって焼いていたか思い出しながら焼いたよ」と話していたところです。
このめぐりあわせに、感謝しています
まっちゃん。さま
ブログ読ませていただきました。
いい話ですねぇ。
読んでるうちに私も泣けてきました。
ラ シュミネでサーヴィスを担当している丸藤さんはご存知ですか?
彼もまた私を泣かせるナイスなイイ男です。
花形シェフの周りにはなぜか、そんなイイ奴ばかり集まります。
お近くならぜひ顔を見せに行ってあげてください。
そういえば、花形シェフが脇坂シェフによろしく
お伝えくださいと言ってました(遅れてすみません)。
P.S.
確かに、丸藤さんもナイスガイでした^^
丸藤さんにも会いに行かなきゃ、です。アップします。
3月に伺ったときの記事は最多コメント記事となりました。上京が楽しみです。
何度も失礼します。行ってきました。
アップしましたので、よろしかったらいらしてください。http://maccian.exblog.jp/8973430/
花形シェフ、かっこよかったっす。
料理も雰囲気も申し分なし。
驚いたのは田口さんが輸入するワインがあったこと。シャンボールミュジニのとってもいいワインでした。
あまりに気持ちよくてお会計をするのを忘れ、食い逃げするところでした。
私もこの連休を利用して行って参りました。
ただいま戻ったところです。
注文したシャンパンは嶋さんに飲まれちゃった、ってことで売れ切れでありました。
ラ・シュミネの嶋さんの記事(all about)、読みました。
北海道らしい食材をしっかりとフレンチとして仕上げてあり、
本当に美味しそう。
さすが、プロの書く文章には説得力があります。
(もちろん、脇坂シェフのブログも魅力的です。)
北海道に行く際には、是非訪れねば!!
イザシェフ様
今日はご馳走様でした。一度キャンセルし、再度予約を入れさせていただいた横田です。
おっしゃっていたように本当に一皿一皿がしっかりあって、それでも“貧乏人のフォアグラ”と“ほろほろ鳥”を堪能させていただきました。
しっかりデザートもいただき、ダブルエスプレッソでしめて本当にお腹も心もいっぱい!
一緒に食事をいただいた知り合いもブダンノワールとヒラメ、サワランをいただき大満足でした。
ご馳走様でした!
そうそう、小樽の花形シェフ、実はわたし、会っていると思います。。。!ツレの仕事の接待で海宝楼の場所を使いたい、と依頼をしに参ったのが2年前のゴールデンウィーク中でした。
海外から要人が出張でくるということであの小樽の町でいかに接待するかということを考えたときに海宝楼が目につき、そこで歓迎しようということになったのです。
突然の訪問にもかかわらず料理のことなどの打ち合わせに丁寧に対応していただいて、非常に助かったことを覚えています。
もちろん、海外の出張者も大満足だったそうです。
こんなところでつながりがあるというのが偶然ですね。
また今度ぜひ、ご馳走に参ります!
今日はお花の設置等、ありがとうございました。
A bientot!
横田
初めまして、アメリカ留学のブログを書いてる者です。
文章とかすごく上手ですね。参考になります!
他ジャンルのブログを見て今後の参考にしたいと思って遊びに来たんですけど普通に楽しんじゃいましたw
長々とすいません^^;次の記事更新を楽しみにしてます☆