遅ればせながら…、
みなさま、明けましておめでとうございます。
まだお正月モードの人はもういないとは思いますが…。
今年のお正月は、久しぶりにゆっくり休ませていただきました。
おかげさまで気力も充実、ブログもバリバリ更新していきます!
さて、フレンチのお正月といえば…、
Galette des rois ガレット デ ロワ ですよね。
折パイ生地とアーモンドクリームだけのシンプルなお菓子です。
シンプルなものはたいてい難しいんです。
だから写真はありません(^_^メ)。1月一杯やりますんで、段々上手になっていくと思います。皆さんにお見せできるほどの物が出来るようになったら、アップします。
皆さんもうすでにご存知とは思いますが、このガレット デ ロワには、フェーヴ(そら豆の意)と呼ぶ、陶器で出来た人形が一個だけ入ってます。
その、フェーヴが当たった人はその日一日王様になれる、という、まぁ、フランス版王様ゲームみたいなもんですな。けどね、日本の若者たちがやるような、「○○さんと△△さんがキスをする」とか、「舌入れろぉ~」とかっていう下品なことは…、
やるんだな、フランスのガキ共も。
若い男の子たちが下品なのは洋の東西を問わないようで。
あ、いや、この風習はそんな軽いノリのものじゃなくて、歴史的な、伝統のある習慣なんです。詳しいことは私、よく知りませんので割愛しますが。
で、このフェーヴをコレクションするためにガレット デ ロワを買いつづける人もいるそうですよ。
我々のように職業としてやってる人間はもちろん数十個単位でフェーヴを買うわけですが、コレクションの人はそれじゃいかんのですよ。ガレットの中に入ってるのを一個ずつ集めることに意義があるんですな。すごい量のバターが入ります。食べすぎにはご注意を。
ウチでは一台のガレットを8等分しますから、当たる確立は八分の一、フェーヴのコレクション、やってみませんか?当たった方はもちろん王様扱いして差し上げます。「おめでとうございますっ」って言うだけですが。
先日女王様扱いしていただいた者です。
その節はありがとうございました!
今年はきっと金運に恵まれると確信しました。
でも万が一当たってなかったとしてもじゃんじゃん寄らせてください。