遅ればせながら
あけましておめでとうございます。
世の中不景気な話題ばかりで気が滅入る毎日ではございますが、なんだかんだ言っても年末は毎日忙しくて、いくらマメな私でもなかなかブログを更新することができませんでした。
今年は飛ばしますよ。ついてこられるかな？
さて、新年一発目のネタは「泡」であります。
あれからどれくらい経つでしょうか。
スペインの「エル･ブジ」が大ブレークして日本のレストランでも皿の上が泡だらけになったり、何故か料理を分解して“再構築”（？）することが大流行りしました。
あろうことか日本料理屋までが刺身醤油を泡にする始末。まさにネコも杓子もっていう状況でありました。云うなら「エル・ブジバブル」とでも名づけましょうか。
そんなことを思い出したのは昨日の産経新聞に面白いコラムを見つけたから。
文筆家 イタクラヨシコさんの文章です。
コーヒーの上の過剰な泡も、それを支持する人たちには「付加価値」としてありがたいモノなんですな。同じように料理の皿の上の意味のない泡や、奇を衒った盛り付けもそれを良しとする人がたくさんいていまだ生き残っております。
ま、商売ですからいろんなスタイルの店があってもいいでしょう。実際それをウリにして繁盛してる高級レストランがあるんですから、そこにいちゃもんをつけるのはそれこそ余計なお世話ってもんであります。
常に目新しいものを探しているメディアの方々や、素直にそれに乗っかる新しもの好きの消費者がいることは私らの業界にとってはありがたいことではありますし、ひいては低迷する日本の景気浮揚にも貢献しているともいえるでしょうが･･･。おっと、柄にもないことを言ってしまいました。
けどね、トレンドやらなんちゃらブームだのはメディアと飲食産業の人に任せておけばいいんです。
これを読んでいるあなたがもし料理人ならそんな見せ掛けの技巧じゃなくて、料理そのものの完成度を目指していただきたいんですよ。
華々しくメディアには登場しないけれど、料理人の尊敬を集める偉大な先輩諸氏の皿の上には余計なものは載ってないでしょ？
正確な火入れ、複数の皿をベストなタイミングで同時に出せる技量、やらなきゃならんことはたくさんあるでしょ。
それとも“ブランド素材”と見てくれだけの「マダムランチ」で生きていくんですか？
それもひとつの生き方ではありますがね、やるならとことんやってトップを目指してくださいな。
移り気なマダムの歓心を買い続けるのはそれはそれで険しい道のりですよ。
「エル･ブジ」は今も最先端を走り続けてます。英国の「レストランマガジン」が選ぶ「世界のベストレストラン」にも選ばれました。
件の醤油を泡にした日本料理店（そこそこに高級店でした）は、バブルとともに消えた、かどうか私は知りません。
あたしも、1つの事コツコツと突詰めて努力するのが好き！ なんで美容師してるかな・・・流行に翻弄されて、メーカーの陰謀に振り回され、次から次と新しくなり、正直息切れしてます・・・ 年のせいか！！
兄貴かっこいい！
あたしもそんな仕事がしたい！
imouto…、イモウト…、妹…、
かっこいいなんて言われると、オジサン、勘違いしてしまいそうです（妄想中）。
書き入れ時の成人式はさぞ忙しかったことでしょう。お疲れ様でした。
ワインリストが文字化けしてしまうんですがウチのPCからだけでしょうかね？
TKOさま
自宅のパソコン3台（OSもワードのバージョンもそれぞれ違うもの）で試してみましたが、問題を見つけられません。
パソコンにはあまり詳しくなくて…。ゴメンナサイ。
どなたか詳しい方、ご教示ください。
お店には何度かお邪魔させていただきましたが、初めて書き込みします。
当方Word2003ですが、確かにWineリストのみ化けますね。
PCからホームページへアップロードされる際に化けたような気がしますが、再度アップロードされてはいかがでしょうか。
ワインリスト、HTMLで（IEで）開くようにしてみました。
試してみてください。
化けるようなら《表示》→《エンコード》→日本語（JIS）を選択してください。
ワードを起動しないのでだいぶ早くなりました。
今までのは何だったんだってカンジ？
問題があるようならまた教えてください。