ポールボキューズさんが来日されました。
という報せを、「ポール・ボキューズ・ミュゼ」の萩原支配人から受けて、またまた行ってきましたです。
「サイン会」で客を呼べる料理人は日本にもいるだろうか…
私が携えていったのは、「La cuisine Lyonnaise」というボキューズさんが表紙になってる60年代の本ですが、ボキューズさん、「これはいい本だ」と言いながらぱらぱらめくって、しばしノスタルジーに浸っておりました。
しかしね、もうかなりのご高齢(80歳だそうです)でもあり、十数時間の長旅の後でもあり、かなりお疲れのご様子でありました。
もし、時間がとれるならウチの店にご招待してリヨンの料理でも食べてほしかったんですが、とても言い出せませんでしたです。
2時間立ったり座ったり、お客さんと記念撮影…、
自分のことを棚に上げて言うのもどうかと思いますが、
なんかね、気の毒になっちゃいました。
幸い、次の日は休養日にしてあるということで、ゆっくり休まれたことを祈ります。
今頃はもう飛行機の中でしょうか。
ところで、
「ポール ボキューズ ミュゼ」
あまり芳しくない噂もちょっと耳に入っていたので心配しておりましたが、そんな不安は見事に吹き飛ばしてくれましたです。特にね、平松さんのフランス修業時代の「思い出のひと皿」、スペシャリテの“トリュフ卵の皿焼き ソースペリグー”は非常に完成度の高いものでありました。前回、ちょっと問題のあった部分もしっかり改善されていましたしね。
ますますのご発展をお祈りしております。
ってか、よその店を宣伝してどうする。
ウチももっと頑張らなきゃ…。
ポールボキューズ氏とは、昔、日本の料理専門学校のCMに出てませんでしたっけ?
怖い顔して、フライパンから炎があがってたのを強烈に覚えているのですが。
会えるのはすごいですね!
求めてる証拠でしょう。
求めぬいてください。