ワタクシ、日ごろから、常々、かねがね、飲食店に対して不満に思っていることがあるんですが、ちょっとブチマケてよろしいでしょうか。
許せんのです。グラス売りの酒の量が少ない店が。
日本酒はいいんですよ。
ここ日本ではサケは1合(180cc)と太古の昔から決まっていますから、少なかったりすると顔を真っ赤にして怒るオヤジによって文化(?)は守られてきた。
イカンのは特に焼酎です。
ご丁寧にグラスの直径いっぱいに丸く削った氷を入れて、隙間に焼酎を入れる。なんていう店、多々あります。
何cc入ってんだ?45ccか?30ccか?それで800円とは何事か!
いやね、本当に希少な「幻の」焼酎なら我慢しますよ、私も。
けど、スーパーの棚にも並んでるような「幻の」焼酎でそりゃねーだろっ、って思うんですわ。
職業柄、酒の仕入れ値については大体知ってます。
仮に最も多いと思われる一杯60ccとしても、一升瓶で30杯取れば売り上げは2万4千円ですよ!
原価率10%?焼酎なんて労働者の酒だったのに。
そんな店には私は2度と行きませんが、銀座の高級クラブ並みの値付けがそこらへん(錦糸町とか)の居酒屋でまかり通るのは消費者がイカンのです!!
ぜひ声を上げてください。「これは何ccですか?」と。
「もっと飲ませてください」と。
「鼻が赤くなってもいいんですっ」と。
いや、そもそも決まりがないってのが問題なんです。
中には一合くらい入ってんじゃねーの?っていう豪気な店もありますが。
そういう店は優良店として表彰してあげたい。
そこで。
提言 「焼酎は一杯90ccとする。」
これをですねぇ、「国民の生活が第一」を掲げる民酒党あたりにでもマニフェストに加えていただきたいんですよ。
どうですか?小沢さん。
これやってくれたら一票入れます、私。
で、当然のことながら話はワインに及ぶわけですが。
ワインも店によってマチマチです。
が、これは150ccと決まっています。
フランスの安い定食屋なんかに入ると、つぼ八グループみたいにグラスに☆マークが付いたのを使ってたりします。ちゃんと150cc入れてますよ、と。
もっともクリスタルを使うような高級店ではあり得ませんが、日本のレストランみたいにグラスワインをケチる店はないですよ。
ところで日本のレストランの人たちはリーデルが好きですよねぇ。
料理単価が5000円程度でもグラスはリーデルって店、たくさんありますよ。
高級店なら必要でしょうが、大衆店がしょせん消耗品のグラスにそんなにお金かけて、そこに入れるワインをケチるなんて…。
グラスでお客さんは呼べませんよ。
それで料理が×だったりするとすっごく印象悪いんですわ。
レストランなら肝心な料理のクオリティーを上げてくださいな。
ちょっとハナシが横道にそれました。
だいたいねぇ、グラス売りが一杯1000円で、同じものがボトルだと8000円(!)なんていう値付けを見ただけでどんだけ少ないかは分かろうってもんですが、ふつうは劣化などのロスを考慮してグラス売りのほうが高めに設定するんですよ。
ってことはボトル一本で何杯取るんですか?9杯?10杯?
どうしてこうなっちゃうのかねぇ…
え?ウチですか?
オーナーが酒飲みの店ですからねぇ…。
飲み潰すんじゃないかと心配されてます。
あ、グラスワインの話ね。もちろん150ccです。グラスは安物ですけど。
今日の記事は結局、酒飲みの愚痴ですな。
おっと更新が早いので超びっくり。
最近やっと焼酎が飲めるようになりましたが、それこそグラスで頼むモンじゃあありませんな。
あとビール。泡抜きにして実で満タンにしてくれって言ったら嫁に「恥ずかしいこといわないで」とやられて以来ビールはたいていの場合「瓶」と決めています。
この更新頻度を褒められてうれしいやら悲しいやら…。
「これ何cc入ってんの?」は、私もいつも嫁に「メンドーだからやめてっ」と言われてますが、近頃は「どうしても言わさる(※)のね」とあきらめられてます。
(※)~さる。(他動詞)
北海道弁ですから嶋さんは御存じと思いますが、
1.そうせずにはいられないこと。
用例 料理がウマいとついつい酒が飲まさる。
2.意に反してしてしまうこと。
用例 夜になるとついつい酒が飲まさる。
以上、方言講座でした。
それって帯広弁すか~?
道央では使いませんねー。
始めまして!ちびっ子ピアニストです♪
色々調べていたら、辿り着いてしまいました(^^)
中々興味深いブログで、今、結構遡って読ませて
頂きました。
いやあ・・・中々身につまされるお話が多く勉強に
なりました。
うちもプレミア焼酎などをお出ししているのですが、
私などは、重たいビンを傾け過ぎて、ついつい注ぎ過ぎのナミナミになってしまってます(笑)
だから余計に、他のお店の量は気になりますね!
うちは日本料理ですが、フレンチも大好きなので、近い内にレストランにお邪魔しようと思います☆
これからも時々遊びにきますネ(^0^)
初めまして!食いしん坊な三十路女子です。サラマンジェさんのお店は友達が絶賛していまして気になっていました。こちらのBLOG拝読させて頂きましたがとっても読み応えがあり思わずコメントしたくなりました。グラスウインに規定量があるなんて知りませんでした。私自身、アルコールは何でも好きですがワインを頂く時が一番ほっとします。そしてフレンチが和食と同じくらい好きです。そのうちそちらへお邪魔できると良いです。
いつも楽しく読ませて頂いております。
~さる。(他動詞)
膝を叩いて大笑いしました!
私も道産子ですが、全道で結構使いますよね。
登別の人間ですが、札幌の友人も使いますね。
なお且つ、この方言は抜けないです。
20年東京に居りますが、何の気なしに
仕事でも気がつけば使用しています。
虎ノ門も仕事でよく行くので、
今度、お店に寄らせて頂きます。
はじめまして^^
札幌のヴァンテールについて調べていてシェフのブログに
たどり着きました^^
私は小樽に住んでいますが、
「言わさる」は、ずっと標準語だと思っていました^^;
「ごみを投げる」とかは方言だと分かっていましたが、
気付かずに使ってる方言、まだありそうで、恥ずかしいです。
PS 先日、花形シェフのお店、ラ・シュミネさんに行ってきました。
料理も花形シェフもとっても素敵で、
一緒に行った姉もとても喜んでくれました。
今度は脇坂シェフのお店にぜひ行ってみたいです^^
私もこっち(首都圏)に来るまで標準語だと思っていました。
あとね、北海道出身者は「ぼっこ」(棒)にもお気をつけください。
つい出ますから。
時々お邪魔させていただいてるのですが、行くたびにお客さんが増えてきている感じはしていました。
が、今日、本屋にたちよって、東京情緒食堂を買おうかな~と、ぺらぺらめくっていたら、なんと脇坂シェフがのっているではありませんか!!しかも、カラー4P。立ち読みはもったいないので、急いで購入。
複雑です。シェフのお料理、熱意にお客さんが惹かれないわけはないとは思っていましたが、予約がないと入れなくなってしまうお店になるかな~と思うと、秘密にしておきたい、そんなお店なので。
ちなみに、私は焼酎が好きです。勿論、飲みに行くと必ずロックで飲みます。私も常々、これどんくらい入ってるの??って思います。しかも、家にある、1
本いくらか値段の知ってる焼酎が・・・、この値段??絶対に飲みません。あえて、好きでも違うものを飲むようにしています。ある程度はお店で飲むと高い!というのは、勿論理解していますが。
まあ、なぜかお酒は人と飲むと美味しく感じますから、多少高くてもしょうがないかと。
ファーストフード、カフェ、のドリンクもこれでもかってくらいに氷が入っていますよね。あれも、いつもこれどれくらい入ってんの?って思っていますが、氷入れないでください。って注文したらどうなるか試したことありますか?
バベットに続いて興味深く拝見させて頂きました。
北海道移転組の私は、連れ合いが「てんきる」って言っていることの意味がずっと分からなかったです。
>>mahimahiさん
先日の日経で、そんなことにチャレンジした記事が出ていたかなと思います。
確か、氷を抜いた量目で出てくるとされてた気がしますねぇ。
瓶のコーラでも出してくれるならいざ知らず、ファストフードのなんか、飲料そのものの原価ゼロに近いのになぁ。
グラスワインの量に関して検索していたらこのブログにたどり着きました。
内容を読んで期待が高まり、お店に行ってみました。しかし・・・
グラスワインの量の少なさにビックリ! 何なんだこれは?
一般的なほかの店より著しく少ないとまでは言いませんが、まあ白は平均より少し少ないくらい、赤はせいぜい平均ぐらいの量でした。
グラスワインをケチるなら元からブログにこんなこと書かなければいいのに。シェフは偽善者なんでしょうか。
それともブログを書いた当時は本気でそう思っていたけれども、その後いろいろあって拝金主義に走るようになってしまったのか。いずれにしても残念でした。
サラマンジェのグラス売りのスティルワインは当時も現在も5杯取り(150cc)です。
これが少なくて失望とおっしゃられることには困惑と申し上げるほかありません。他店と比較して決して少ないと言われる量ではありません。単なる誹謗です。