リヨン地方の代表的な料理にPoulet au vinaigreプレ オ ヴィネグルというものがありまして。
要はワインヴィネガーで煮た若鶏の料理でございますが、ご存知の通りリヨン近郊にはブレスという家禽の一大産地がございますので、そこの若鶏を使うのがフランスでは一般的です。
サラマンジェでもランチの「リヨン料理コース」で提供しておりますが、さすがにブレスの鶏はお高すぎてランチでは使えないので、これまではプレ ジョーヌという肥鶏を使ってきました。ところがフランスで鳥インフルが発生して輸入が止まり、スペイン産の同じ種類に切り替えたらこちらでも鳥インフルが発生。
業者さんからのお勧めで行き着いたのがこちらでございます。
シャポーン鹿児島鶏 料理の絵じゃなくてすいませんね。プレ オ ヴィネグルについてご興味があればググってみてください。きっとお客さんが上げた画像が出てくると思いますので。
リンク先で説明されていますとおり去勢肥鶏のことをchaponシャポンといいまして、鶏肉としては最もうまいとフランスでは考えられているのですよ。
当然すご~くお高くて辛いところですが、ブロイラーでお茶を濁すってわけにもいかないので当面はこれを使うことにしました。
こちらも相当にレア食材でございますからこの機会に是非お試し下さい。
んー
それにしても謎だ。
chaponという鶏の種類のことでなく商標なのでしょうけど、けどね、なにゆえ「シャポ━━━━━ン」にしたのか。
これも証人喚問して国民が納得できる説明をさせるべきっ!と近頃の国会(野党の人たちね)を見てると思うのであります。
あ、引いてますね?
現場からは以上です
「シャポン」だと普通名称(その商品の名前そのもの)を普通に書いただけだから商標登録できないけど(商標法3条1項1号)、書き方を特徴的なものにすれば登録できることがあるからでしょう。
以上、特許庁や発明協会のわりと近くにお店があった頃、何度か食べに行ったそっち業界の人でした。(^^)/
なるほど!そういう事情があるのですね。
ご教示ありがとうございました。
では証人喚問は今回は見送ることにします。