旧「オヤジのフレンチ」

日比谷公園の・・・ ではありません。

*このブログには残虐な表現が含まれております。
心臓の弱い方、動物愛護団体の方はご注意ください。

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平和のシンボルであります。

どこの公園にも必ずいます。

彼らを見ると「一度喰ってみたい」と思うのは料理人のサガでしょうか…。

で、とうとうやっちゃいました。

P1000610ハトです。

鳥の類いってのは羽根むしるとホントに小さくなっちゃいますが、これでも500g程はあります。十分食べごたえはありますよ。

ヘンな前振りしましたが、このハト、もちろん食用に飼育されたものです。
そこらへんの公園で捕まえてきたわけじゃないですから、どうぞご安心ください。

日本でただ一人、食用鳩の飼育をされている山形県の山澤清さんのハトです。
もともとは、天然素材の化粧品の製造を本業とされている方ですが、それがどうして鳩の飼育につながるのか?
趣味じゃないんですよ。

素材として有機ハーブの栽培をしよう。
→堆肥が必要だが、抗生物質や合成飼料を与えた動物のものは困る。
→ハトを飼って自分で堆肥を作ってしまえ!

という、大跳躍三段論法のアツ~い人なんであります。
で、その堆肥の副産物(?)としてハトを食用に出荷しだしたんですが、その管理は非常に厳重で、三重にガードされたハト小屋に入れるのは息子さんただ一人だそうであります。(ご本人から伺いました)

そのお味のほうはと言うと、フランスの某有名シェフもお気に入りっていうんですから大したもんです。このハト、〆る時に放血しないんですよ。窒息させて〆るんで筋肉中に血が回っていい感じになります。
ローストした後、そのハトのガラでだしを取ってレバーと肺をピュレにしたものでつなぎます。
見た目は溶かしたチョコレートみたいでヒジョーに濃厚そうですが、食べてみると案外さっぱりしてて美味しいです。これも「ソース・サルミ」という名前がついた古典料理であります。

は? どうしてそんな残酷な事をするのかって?

そうですよねぇ。

考えてみれば、生きたままウナギの皮を剥いだり、生きたままオマールエビを塩茹でにしたり、殺生ばっかりやってますからロクな死に方はできんでしょうな。

このハトの羽根をむしってからなんか指が痛いんですよ。ず~っと。
きっとね、ハトの呪いなんじゃないかと思ってます、ワタシ。

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chef

4 Responses to “日比谷公園の・・・ ではありません。”

  1. じらーふ 2007年7月13日 at 01:49 # 返信

    先日、窒息鳩とブレス鶏をいただきましたが、ほんま、旨かったです。
    また、食べたいな!
    それにしても、随分と女性客ばかりになりましたね。

  2. 下田直能 2007年7月17日 at 01:44 # 返信

    はじめまして。
    食用鳩は前から気になっていましたが、おかげでだれが生産者なのかを知ることができました。
    中華でも鳩は使うようですね。
    ありがとうございました。

  3. オヤジシェフ 2007年7月17日 at 09:28 # 返信

    じらーふさま
    そう、オヤジにももっとがんばっていただきたい今日この頃です。
    ****************************
    下田直能 さま
    お役に立てて何よりです。
    フレンチのハトもぜひ食べてみてください。

  4. オヤジシェフ 2007年7月22日 at 14:29 # 返信

    TOMTOMさま
    サラマンジェでもハトの解体ショーはときどき見られます。
    ただし、窒息鳩なので、血みどろになります。
    血を見ると気が遠くなる人はご注意くださいまし。

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