旧「オヤジのフレンチ」

挑戦または雪辱

料理専門誌等ではたびたび申し上げているんですが、一般のお客さんには届いてないようなので、ここでも言いますね。

サラマンジェは内臓系の料理が多いんですが、中でもロニョン ド ヴォ-仔牛の腎臓は、コアなフランス料理好きは例外として注文するのにちょっと勇気のいる素材ですよね?
フランスは食文化の成り立ちが日本とは全然違うのでこれが大好きって人が意外なほど多いのです。なのでレストランでもよく目にする素材の一つでありますから、旅行で訪れた際に勇気をふりしぼって注文してみたけれどあえなく玉砕→以来(||  ゚Д゚)トラウマーなんてことを語ってくれた人もいましたっけ。

そういえば、私がお世話になってたレストランも日本人のお客さんがよく来る店でしたけど、ロニョンを注文したのに付け合わせのじゃがいもだけ食べてロニョンにはほとんど手を付けないまま皿が戻ってくることがままありました。そんなことが続くものですから店には仏和辞書を備えてありまして、ロニョンのページを指し示して「腎臓だけどホントにだいじょーぶ?」って訊いてましたね。で、「だいじょーぶっ」って答えて残すと。きっと修行中だったんですね。なかなかの苦行ではあります。

そんな方が多いんだろうな、と思うので、サラマンジェのロニョン ド ヴォは「入門編」に仕立ててあります。尿管をきれいに取り除いてから調理するので、あの特有の〇〇臭はほとんどしません。あのむせかえるような芳香がたまらないんだよ、という方には物足りないということでもあるんですが。

rognon_de_veau 001 (2)

「ロニョンが好きでいろいろな店で食べたけどここが一番!」と言ってもらったこともあります。たった一人だけど。

だから心配ご無用。

一度チャレンジしてみたい/リベンジしたいって方にはワタクシがその機会を提供いたします。

いかがですか?

chef
No comments yet.

コメントを残す