旧「オヤジのフレンチ」

リングサイド

comptoir

comptoir

と、私が呼ぶカウンターでございます。
調理場との間に境界はありません。以前にも増して距離は近いです。とてもエキサイティングです。

全面錫を張りました(とってもおカネかかりました)。
もし店が立ち行かなくなったらこの錫だけでもはがして売り飛ばせばそこそこのおカネにはなるはず。と内装業者さんが言ってます。失礼な奴ではあります。時間の経過とともにいい味が出てくるまで頑張りたいと思っております。

この席に着くと、お客さんはまるで調理場の作業台の端っこで食事をしている気分になるはずです。まさに“シェフズ・テーブル”なのです。

この席がお客さんにとって楽しいかどうか私にはわかりません。なのでお客さんから「カウンターで」というご指定がなければこの席にお通しすることはありませんからご安心ください。

カウンターのご紹介のエントリですが、なぜかど真ん中にビールサーバーのタワーが立っております。これが主役ではありませんのですが、これもね、揉めに揉めてやっとこさ出来た代物なのでついでにご紹介しておきます。

このカウンターの下にテーブル型の冷蔵庫が入ってます。
そこにビールの樽を入れてこのタワーまでホースでつないであります。
と書くと簡単なハナシですが、このタワーの内部は中空になっていて冷蔵庫とつながってるのでちゃんと冷えています。ビールメーカーからも冷蔵庫の機器メーカーからも反対されました。「それは無理でしょう」と。こっちとしちゃなんで無理っていうのか理由がわかりませんけどね。だって既成品でこれに近いものはあるんですから。

だからびーる屋にも冷蔵庫屋にも頼らず、内装の業者さんと相談しながら作りました(〇〇屋は差別用語だそうですが、これしきの事ができないなら〇〇屋で十分)。

結果、大成功ですよ。泡の状態も今までのシステムより安定しました。

ビールはとにかく鮮度が大事です。だから樽自体を冷やすのはとても効果的です。けれど、これまでタワーが別立てだとタワー内部まで冷やせるものはありませんでした(瞬冷式ならありますけどね)

これを作った動機は、とにかくおいしいビールを提供したいというその一点に尽きるんですわ。「こういうものがほしい」という現場のリクエストに関係者はもっと真摯に耳を傾けるべきですよ。やればできるんだから。

と、ちょっと苦言も呈してみました。

というわけですから、ビールもこれまでにも増しておいしくなってます。お試しください。ちなみにこれまで同様ハイネケンです。

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