旧「オヤジのフレンチ」

それでも行きたいヒトへ

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本日もまた料理人限定ネタでございます。

こんなサイトがあることはご存知でしょうか?

http://www.francechef.tv/

http://www.escoffier-monde.com/blogs/index.php?op=ViewArticle&articleId=118&blogId=16

いい時代になったものですよねぇ。日本にいながらにしてフランスのスーパーシェフの仕事が見られるんですから。
おまけにフランス語のレッスンまで同時に受けているようなもんですよ。

お気づきでしょうけど、調理場で使われるフランス語ってとっても簡単です。
この程度のフランス語さえ聞きとれればフランスで仕事をすることは全然可能です。

けど、これだけ情報が簡単に手に入るんですから、もうわざわざフランスまで出かけて修業なんてする必要もないんじゃないですか?

え?それでもやっぱり行きたい?

じゃあ、こっちも御覧ください。

http://afjg.blog94.fc2.com/blog-entry-23.html

昔は、というか今でも多いと思いますが、労働許可書はおろか、ヴィザすら持たずにフランスに渡る人はたくさんいます。そしてそれで摘発された、という人の話はあまり伝わってきません。
だから不法滞在を承知の上で、「行っちまえばなんとかなる」という人が後を絶ちません。

「自分のケツは自分で拭くからいい!」とおっしゃるかたもいらっしゃいますがねぇ、あとに続くヒトのことも多少は考えていただきたいんですよ。正規のヴィザを持った日本人でも、荷物に包丁を見つけたらそれだけで(不法残留の疑いアリで)入国拒否ってことにだってなりかねないでしょ?

30歳以下ならワーホリっていう手があります。正規のヴィザで働いて、あなたがよほど頑張ってパトロンに気に入られたら、‘紙’(労働許可書)を手に入れるのだって不可能じゃありません。

30歳以上でもスタージュ(研修生)の制度がありますが、これは自分で手続きをするのはほぼ不可能でしょうから、斡旋してくれる団体に頼るしかありません。が、アヤシゲな団体もありますよねぇ…。

ハイ、そこで朗報でございます。

日仏料理協会が研修制度を始めました。
そもそも若い料理人のサポートを目的にした団体でフランスに本拠を置く社団法人でございます。料金も非常にお安く設定されております。

資料はサラマンジェにも備えてありますので、お立ち寄りの際にでもお持ち下さい。

みなさん、どうか正規の手続きを踏んでフランス修業をしてくださいな。
ケーサツから逃げ回った武勇伝を聞いて、「カッコイイ[E:heart]」などと言うのはアタマのヨワイ子のすることですよ。料理人の社会的地位向上を願う賢明なる皆さんはそんなことしないと思いますがね。

とってもいい制度なんですよ。
しつこいようですがくれぐれもお願いです。
研修終了後にバックレて不法滞在だけはしないでください。制度そのものの存在すら危うくなりますから。

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chef

7 Responses to “それでも行きたいヒトへ”

  1. ヘロデ 2010年5月8日 at 11:46 # 返信

    フランス料理修業と称して、紙無し、不法滞在を武勇伝の様に自慢する若い料理人には、頭が痛いことです。私自身貸しビル業なので、志あるシェフに毎日元気に商いして貰いたいと思うのですが、会社同志の契約ですから、修業先国の許可無し労働の人や、不法滞在のシェフと契約は私はできません。日本にいてもフランス料理の勉強は充分に出来るでしょう。フランスには修学旅行で行きました!と言ってくれるシェフに店子になってほしいと思います。

  2. オヤジシェフ 2010年5月8日 at 12:47 # 返信

    ステキですね。
    何がって、貸しビルの社長さんってとこが。
    わたし、一所懸命働きます。
    家賃が遅れたこと、ありません。
    税金もちゃんと払ってます。
    引越しの必要が生じた時はぜひ店子にしてください。

  3. ミホシェフ 2010年5月9日 at 13:39 # 返信

    昨日初めてサラマンジェに伺いました。パリより美味しいクネルに感激。フランス人のマリちゃんと居心地のよさに甘えて、長居しまして失礼しました。オヤジフレンチにフレンチおばさんがお邪魔して、殊更恐縮ですが、ロリーナが懐かしかったのでまた伺います。若い料理人さんの不法滞在武勇伝、私も歓迎致しかねます。私はパリに住んでおりましたので、正規の手続きを取って、当時のジャマンでスタージュしました。blog拝見しましたが、フランスで日本人ばかりで集まる状態も、どうしたものかしら?と思いました(笑)愚息はリヨンの料理の東大には行かせておりません♪

  4. ヘロデ 2010年5月10日 at 11:32 # 返信

    頼もしき御返事、恐縮です。費用のことはさておき、
    ピエール ガニエールの跡にはご興味ございますか?
    他のビルと仮定して、他のテナントさんとコミュニケーションを取り、相互に助け合ってビルを盛り上げて下さるお気持ちはございますか?
    他の店子が、画廊、呉服屋、宝石屋、でもいいですか?ビルなんて東京にはいくらでもあります。ゆっくりご検討ください。

  5. オヤジシェフ 2010年5月10日 at 15:25 # 返信

    MIHO chef さま
    ご利用いただきまして誠にありがとうございます。お近くにお越しの際はまたお立ち寄りくださいませ。
    私がチョコレート好きなのはご存知でしょうか?
    いえ、おみや要求ではございません。決してちがいます。特にかんきつ類とのマリアージュが食べたいなんて申しているわけではありませんっ。
    どうぞお気遣いなく…。
    *************************
    ヘロデ王さま
    なんと畏れ多い…。
    ワタクシ、身の程はわきまえているつもりでございます。サラマンジェはどちらかというと、新橋の高架下が似合う店でございます。そのような物件がありましたら…。
    とはいっても、今すぐ移転を考えているわけではありません。周辺は再開発計画がコケて駐車場ばかりになりました。当ビルにも建て替えの計画はないそうですので。

  6. masa 2010年5月17日 at 23:22 # 返信

    今日は久しぶりにお会いすることが出来て、凄くうれしかったです。
    僕にとって懐かしくて、思い出があって、でも少し(少しどころじゃなく?)距離を置いてしまっていたリヨンの料理とイサさんの厳しい(僕が甘いだけなんですが・・・)指摘に再び出会えて、なんだか大きな深呼吸が出来たように思えます。
    僕自身の新しい動きはまだ何も決まっていませんし、前回のフランスでの反省を生かすための準備の準備という段階ですので何卒広い目で見ていただければと思います。
    今までの寝ないで働いてきた数年間を無駄にしないためにも、あらためて帯をきつく締めて取り組む所存です。
    今日は本当にご馳走様でした。

  7. オヤジシェフ 2010年5月18日 at 13:48 # 返信

    会いに来てくれたこと、私もうれしく思います。
    それよりもあなたがキュイジニエを続けていることがうれしかったのですよ。
    「料理の東大」を出ても離職する人はたくさんいますから。
    少々きついことも言いましたが、同じ「料理人仲間」だと思えばこそだということを理解してください。
    あなたの今後の「新たな出発」も応援していますよ。

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