旧「オヤジのフレンチ」

「菊芋」←誤解してない?

エビ芋とか里芋の類だと思ってるでしょ?
だから日本の伝統的な野菜かなと。

どっちも違うんだわ。

菊芋って言うから誤解されるんだけどそもそも芋じゃないんですよね、コレ。

驚いたことにキク科ヒマワリ属なんですね。芋と違ってデンプンはほとんど含まれてないと。
手許の資料によりますと、日本では食品としては豊富に含まれるイヌリンという果糖を精製してサプリメントに利用されている程度、との記述がありますが、クックパッドに438件も投稿されているのを見れば、まあそれなりには食材としての認知もあるのでしょう。

実はコレ外来生物法で要注意外来生物に指定されておりましてなんか厄介者扱いですけど、引っこ抜いて売れば商売にもなるじゃね?なんて思うところですが。

英語ではエルサレムアーティチョークといいます。‟ちゃんと”火を通すとまさしくアーティチョークのような味がします。え?アーティチョーク食べたことない?う~ん、じゃあトリュフっぽいと言えば・・・

フランスには17c初頭に伝わりましてそのアーティチョークのような味が大いに好まれて、以来フランス料理の食材としてスタンダードなものになりました。

サラマンジェでも大いに使っておりまして、代表的なところではピュレにしてマッシュポテトと合わせています。
こんなにおいしいのにどうして皆さんあまり使わないんだろう。

P_20161109_172340

今回リヨンの代表的な前菜である「 じゃがいもとニシンのマリネ」をリニューアルいたしまして、じゃがいもを菊芋に変えてみました。赤く見えるのは紫キャベツとリンゴをシードルヴィネガーで蒸し煮したもの、しょうがとレモンの皮のコンフィをアクセントに。

ランチの前菜としてもチョイスできます。

以上よろしくです。

あ、内陸都市のリヨンでなんでニシン?というご質問にはすでに答えております

No comments yet.

コメントを残す